SET(セット)
SET(セット)と聞くと、ポテトと飲み物を一緒にしたほうが割安なんだ…のセットを思い浮かべる方も多いと思いますが、そのセットとはちょっと違うセットがクレジットカードの業界には存在します。
クレジットカードの用語でのSET(セット)は、Secure Electronic Transaction(セキュア・エレクトロニック・トランザクション)の略で、最近ではもっとも身近なものになったインターネット上でのクレジットカード決済を、より安全に利用する為の処理システムのことです。
インターネット上に開設されているたくさんのお店、いわゆるオンラインショップは、買おうが買うまいが何度も思い立った時にすぐ来店でき、誰に気兼ねする事もなく商品を好きなだけ物色、吟味してクリックひとつで買い物が楽しめるまさに未来型のお店です。
その便利さの反面、売る方も買う方も、お互い顔や姿がまったく見えないという特異性があります。
それは手軽さの一因であると同時に、トラブルの元といえる、両者ともに背負うリスクでもあります。
そういった不安を払拭する為に、きちんとした認証をとり、保証された環境が構築できるSET(せっと)の導入は不可欠なのです。
SET(セット)はクレジットカードの有効性を照会できる仕組みを持っています。
つまり、そのクレジットカードが本当に使えるものなのか、不正事実はないのかを確かなルートで素早く調べる事ができます。
また、消費者がSETを導入しているお店でクレジットカードを使用した場合、その情報は暗号化されて伝達される為、利用者の情報漏えいを保護する役割もあります。
SETが導入されていれば、お客さんは「このお店はクレジットカードに対してしっかりと対応している」と信頼し、より多くの売上げが望めるということにも繋がります。
SETは消費者とお店の間を